今日は14軒の棚経、午前中は伏見区から宇治市、富野荘駅周辺のお宅へ。午後からは宇治田原から最後は近江八幡。途中、写真のようはメモを檀家さん宅で発見。今まで気付かなかった。これも京都のよき風習でしょうか。
「臨床宗教師」とは、東日本大震災後に被災者と関わったこと宗教者の活動を契機に、宮城県で終末期の在宅医療に尽力した故・岡部健医師が提言、2012年に東北大学において養成講座が創設されました。海外では「チャプレン」「ビハーラ僧」などの呼称で医療や福祉、教育施設などで浸透している宗教者がモデルで、布教や伝道を目的せず、生きる意味を見失い孤独を抱える人たちにが向き合う役割が期待され、悲嘆を受け止める傾聴を基本に心のケアを行います。
最近、「臨床宗教師」の活躍が注目されつつあります。その活動に敬服するとともに、自分自身も学びを深めていきたいと考えています。
千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)といえば、比叡山の峰々をぬうように巡って礼拝する修行で、7年間かけて行なわれる、比叡山廷暦寺でも荒行中の荒行とされています。我々浄土門のものには、及びもつかない行ですが、「修験道」にも、奈良県吉野の大峰山で、往復48キロ、高低差1300m以上の山道を1日16時間かけて、1000日間歩き続ける修行「大峰千日回峰行」が受け継がれているそうです。リンクは、その「大峰千日回峰行」を足掛け9年かけて成満した塩沼亮潤師のインタビューです。宗派は違えど、学びを得るものがいろいろあります。
そろそろお盆ですが、最近は住宅事情にあわせていろいろなグッズがでているようですね。もちろん飾ることは大事ですが、それと同時にお盆の意味も忘れないでほしいものですね。