千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)といえば、比叡山の峰々をぬうように巡って礼拝する修行で、7年間かけて行なわれる、比叡山廷暦寺でも荒行中の荒行とされています。我々浄土門のものには、及びもつかない行ですが、「修験道」にも、奈良県吉野の大峰山で、往復48キロ、高低差1300m以上の山道を1日16時間かけて、1000日間歩き続ける修行「大峰千日回峰行」が受け継がれているそうです。リンクは、その「大峰千日回峰行」を足掛け9年かけて成満した塩沼亮潤師のインタビューです。宗派は違えど、学びを得るものがいろいろあります。