「臨床宗教師」とは、東日本大震災後に被災者と関わったこと宗教者の活動を契機に、宮城県で終末期の在宅医療に尽力した故・岡部健医師が提言、2012年に東北大学において養成講座が創設されました。海外では「チャプレン」「ビハーラ僧」などの呼称で医療や福祉、教育施設などで浸透している宗教者がモデルで、布教や伝道を目的せず、生きる意味を見失い孤独を抱える人たちにが向き合う役割が期待され、悲嘆を受け止める傾聴を基本に心のケアを行います。
最近、「臨床宗教師」の活躍が注目されつつあります。その活動に敬服するとともに、自分自身も学びを深めていきたいと考えています。